後輩への指導を通して、自分自身の仕事の理解度が深まりました。

2018年入社/2020年入社

平野先生/渡辺先生

  • 01. 入社のきっかけを教えてください。

    平野先生:父が医師をしており、訪問診療をしている姿をずっと見てきていたので、自然と地域医療や在宅に興味を持っていました。3年生の時に地域医療の現場を見るという授業があり、上川店に行ったのがセンター薬局を知ったきっかけですね。
    最初は、へき地は「絶対嫌!」って思ってたので、就職しようなんて全く思ってませんでした(笑)

    渡辺先生:最初は、薬剤師なら簡単に就職もできるだろうし、大丈夫だろうって甘く考えてました(笑)。
    でも、授業の中で「薬剤師になるだけではダメ」「多職種連携ができないとダメ」ということを聞き、何かで抜きん出るようにならないとなと思うようになっていました。
    そんな時、大学の就職相談会で初めてセンター薬局の話を聞き、プライマリ・ケア認定薬剤師の取得ができることを知り、働きながら、色々なことを学べて、資格取得もできるということにとても魅力を感じました。

  • 02. 数ある同業種の中でこちらの会社を選んだ決め手はなんですか?

    平野先生:一番の決め手は社長と社員の距離感ですね。社長が3年生の上川の実習でお会いしたことを覚えていてくれたんです。しかも、自分は上川に行っていた時は少し太っていて、再会した時には痩せていたので、「ちょっと疲れてない?大丈夫?」と気遣っていただいて。何年か経っていたのに、そこまで覚えていてくれて嬉しかったです。
    ここなら、しっかり自分を見てくれて、安心して働けると思いましたね。私は、会社の歯車になって捨てられるのとか絶対嫌なので!

    渡辺先生:そ…そうですね(笑)。

    平野先生:あとは、実家から近い店舗で働けることとしっかり在宅を学べて、多職種連携していける薬剤師になれることも決め手でした。
    実際に、入社半年ぐらいから先輩の在宅に同行し始めて、1年の終わりぐらいにはしっかり1人で対応できてました。1年目から在宅に関わることができて嬉しかったですね。

    渡辺先生:そうですね。自分も薬剤師として成長できるというところが決め手でしたね。プライマリ・ケアの資格も目指せるのは本当にありがたいです。あとは千歳付近で働きたかったので、それも叶ったのが嬉しかったです。

    平野先生:なんで千歳がよかったの?

    渡辺先生:・・・・当時、付き合っていた彼女が先に千歳で働いていたので・・・。

    平野先生:当時?

    渡辺先生:いえいえ、すみません!ちゃんと結婚したので、今の奥さんですよ(汗)!

  • 03. 入社する前、入社したての頃はどんなお気持ちでしたか?

    渡辺先生:積極的に周りと関わることが得意ではなかったので、うまく働くことができるか、人付き合いできていけるか不安な気持ちでいっぱいでした。
    でも実際は、平野さんがたくさん話しかけてくれたり、細かく丁寧にフォローしていただいたので、仕事面で気になることもなく、うまく馴染むことができました。
    初めての在宅同行の時にも、患者さんのお家に着くまでに患者さんの情報、今までの背景をしっかり教えてくれて、現場では実際の服薬指導を見せてくれ、帰りにも気になったことはないかなど、本当に丁寧にフォローしていただきました。

  • 04. 後輩に指導する立場になる時どんなお気持ちでしたか?

    平野先生:3年目だったのですが、自分がしっかり分かっていなければ分からない子が育ってしまうので、不安はありました。だからもう必死です(笑)。なんとなく分かっているつもりのこともすべて調べ直してました。

  • 05. お互いの第一印象はどのような感じでしたか?

    平野先生:静かで真面目そうな男の子だと思いました。敬語とかしっかりしてるし、最初会った時はスーツ着てたし(笑)。自分は「おしゃべりモンスター」って言われるぐらい話しちゃうタイプなので、仲良くなれるか少し不安でした。
    でも、グイグイいきましたけどね(笑)。初対面から彼女の写真も見せてもらったし(笑)。

    渡辺先生:でも嫌じゃなかったですよ(笑)。
    自分から話しかけるのが苦手なので、話しかけてもらえるのはありがたいです。最初から本当に明るく、いつも元気な方だなと思いました。
    あと学校の就職相談会にもいらっしゃってて、堂々として、輝いている姿を見て、2年ぐらいで自分もあのレベルまでいけるかな。できるよう頑張らなくてはと思い知らされました。

  • 06. 教育をする上で気をつけていたこと、力を入れていたことは何ですか?

    平野先生:自分の理解があやしい所をあやふやに教えないことです。まずは自分が上司に確認してから、正しいことを伝えるようにしていました。
    あと、仕事中に限らず積極的にこちらから話しかけるように意識していました。自分はベテランの先輩に教えてもらっていて、ガンガン質問していました。
    でも、自分とはタイプも違うと思ったので、聞きにくかったりもするかなと思い、そうしていました。

    渡辺先生:そのお気遣いは本当にありがたかったです。いつも見てもらえている安心感はありました。

    平野先生:でしょ。

    渡辺先生:はい(笑)。

    平野先生:リュウジ(渡辺先生)は分かりやすいしね。「これ分かる?」って聞いた時に、分からないとフリーズするもんね。

    渡辺先生:はい(照)。

    平野先生:でもリュウジはすごく気が利く。自分でできそうなことなら「僕、やりますか?」ってすぐに来てくれる。

    渡辺先生:それは、皆さんの頑張っている姿をいつも見ているからです。「自分も何かお手伝いしなきゃ!」って思います。

  • 07. これまで教わったことで、もっとも印象に残っていることは何ですか?学びが深かったこと、楽しかったこと、つらかったことなど何でも結構です。

    渡辺先生:日々フォローしてもらっているので、絞れないです(笑)。

  • 08. OJTの教育・指導を通じて変化したこと、成長したことは何ですか?

    平野先生:自分自身の仕事の理解度が深まりました。今まで「何となく理解していたこと」や「できたつもりになっていたこと」を再確認できました。いつもはこういう風に患者さんに答えていたけど、一般的にはどういう風に伝えているんだろうとか考え出すと、すごく勉強になりました。

    渡辺先生:できることが増えてきたので、自分にある程度の自信がつき、以前より前向きに働けるようになってきました。
    平野さんみたいにいつも明るく、まわりを元気にできるところまでにはいっていないですが。平野さんはいつも朝から元気ですよね?

    平野先生:そりゃそうでしょ。仕事に私情を持ち込むのはよくないよ。上がイライラして話しかけるなオーラ出してたら、職場の空気もよくなくなるし、それって絶対患者さんにも影響するし。

    渡辺先生:そ、そうですよね。自分はまだまだプライベートの気持ちを持ち込んじゃってるかもしれないので、ドキッとしました。気をつけます!

  • 09. 今のお二人にとってお互いはどのような存在ですか?最初の頃と印象は変わりましたか?

    平野先生:真面目な所は変わらずですが、つっこみなどもしてくれるいじれる男の子でした(笑)。
    今はかわいくて仕方がなくて、リュウジが笑ってくれると嬉しいから、つい絡んじゃいます。

    渡辺先生:自分から話すのが得意ではないので、助かります。ありがたいです(笑)。
    平野さんは、最初から変わらず、今でも頼れる先輩で、目標にしている人です。この薬局になくてはならない存在です。

    平野先生:嬉しい!

    渡辺先生:僕にとって最初の頃から教えていただいているので、一番何でも相談しやすい存在です。

    平野先生:それは私もそう。最近は、彼氏の愚痴まで聞いてもらってるもんね。男心を勉強させてもらってます。
    「彼氏さんがかわいそうですよ」とか言われるし(笑)。

    渡辺先生:平野さんは仕事は優しいけど、プライベートは厳しいですから(笑)。

  • 10. 今の仕事において、やりがいやモチベーションに繋がっている事はなんですか?

    平野先生:患者さんや、多職種の方に感謝されたり、自分の働きぶりを認めてもらえること、同じ意識を持った仲間達と働けることです。
    在宅業務に関わることで大変なことも多いですが、周りのみんなも頑張っていること、直接患者さんや多職種の方と話す場が多いことで患者さんにより良いサービスを受けてもらうために頑張ろうと思えます。

    渡辺先生:働いていて、人から感謝の言葉をかけられた時です。より適切な指導ができるよう頑張ります。

  • 11. これからの展望を教えてください。

    平野先生:プライマリ・ケアの認定を取るために研修を頑張っています!

    渡辺先生:まずは認定薬剤師を8月を目処に取得します。プライマリ・ケアの取得は現在悩んでおり、検討している段階にあります。

  • 12. お互いにメッセージをお願いします!

    平野先生:今はリュウジにも後輩ができて、教える機会が増えてきたと思うので、今まで以上に頼れる存在になっていってくれることを期待してます!
    でも分からないことはいつでも聞いてね。これからもたくさん話しかけるけど、よろしくね。

    渡辺先生:いつも良くしていただいて本当にありがとうございます。自分に教えるために、そこまで努力していただいていたことを初めて知りました。嬉しかったです。
    自分も勤務以外の時間でも努力して、後輩に良い指導ができる先輩になりたいと改めて思いました。
    平野さんのように周りを気遣い、お店の雰囲気をよくできるような人になりたいという気持ちはあるので、ちょっとでも近づけるように頑張っていきます!
    これからもどんどん話しかけてください(笑)。

  • 13.入社希望の方にメッセージをお願いします!

    平野先生:薬局在宅は今やどこの会社も手を付けているため、正直どこでもやっています!といわれると思います。
    しかし!!!センター薬局の向陽台店は無菌調剤室もあり、終末期の患者さんに麻薬の注射を使ったり、多職種カンファレンスで医師や訪問看護師と連携を取りやすいなど、どこよりもゴリゴリの在宅業務を行っています。
    もちろん大変なことも多いですが、学びややりがいの多い職場なので、是非話を聞くだけでも興味を持ってもらえればと思います!

    渡辺先生:向陽台店は在宅・居宅の件数が増え、1日に4~6件ほど訪問しております。普段の調剤・鑑査・投薬の業務に加えて、訪問業務を行うことは大変ではありますが凄くやりがいを感じます。
    また、医師・看護師・訪問看護師などとカンファレンスを月に2回行い、患者の情報をより詳しく知る機会があります。多職種連携や在宅業務に興味がある方は向陽台店がおすすめです!